システム手帳はシステム手帳で使い所があるな、と思った話(2)

さて、前回は、従来、システム手帳から距離をおいていた僕が、ふたたび仕事のメモ用としてシステム手帳を導入しようかと画策している、というお話をしました。
 
今回は、また別の観点から、このシステム手帳の再導入のお話をしてみたいと思います。
 
 
 

小説の構成&タスク管理ノート

この2つを一緒の項目にしたのは理由がありまして、システム手帳に替えるニーズの内容が共通しているから。
 
すなわち、両方ともの場面で「全体の構成と細かい一部を同時に把握する」ということを実現したいからであります。
 
 
 

小説の構成を考えるノート

小説を書く際にさいきん、悩んでいることが、
「いま書いているこの場面って、全体のなかではどういう位置づけなんだっけ?」
とか、
「このへんって、このあとの展開を考えるともう少しテンポアップしたほうがいいんじゃないかな?」
ということです。
 
このような悩みは、「全体と部分を同時に見る」ことができないからこそ起こっていることなのですが、たとえば、作品全部の構成ともうすこし細かいパートごとの展開を箇条書きにしたもの、のあいだを自由に行き来できれば解決できるのではないか、と考えています。
 
ここでも、ページの構成が書いた後からいくらでもいじれるシステム手帳に活躍の余地があるのではないでしょうか?

 
 
 
タスク管理ノート
現在は、エクセルで長々とタスクを打ち込み、より細かい作業に分解して、それを「ココドリ」で印刷してからトラベラーズノート・パスポートサイズに貼り付ける、という作業を経てタスクを実行にうつしているわけなのですが、このようにすると
・カテゴリ分けがしづらく
・優先順位が明確になりません。
 
そのため、ここに「カテゴリ」と「優先順位」という概念を盛り込んで、そのどちらからも検索できるようにしたいのです。
 
これには、ページの並べ替えができるシステム手帳のほうがやっぱり便利なのではないかと考えています。
 
もちろん、目次や付箋によるインデックスなども活用することになるでしょう。

 
 
 
というわけで、2回に分けて、システム手帳の使い所と思われるシーンをいくつか紹介しました。
 
実際に使用してみた結果はまた折を見てお話ししたいと思います。
 
 
 
トム・ヤムクンでした。
 
 

トム・ヤムクン

ライフハックと手帳を駆使して作家を目指している人。得意分野は手帳と日本史。Twitterアカウント:@tomyumkung01 ※このブログはAmazon.co.jpアソシエイトに参加しています。