キングジムの「ココドリ」は手帳の可能性をさらに広げてくれる万能ツールです

以前にもツイートしましたが、さいきん、非常に便利なツールを購入したので詳しくご報告したいとおもいます。 

今回購入したのはこちら。

事務用ファイルやポメラでおなじみのキングジムが販売している「ココドリ」です。
(というか僕が買ったときからこの記事を書いている時点までに1500円くらい値下がりしていて軽く引いてます(ΦωΦ))

 

ココドリってどんな商品?

これは、キャプチャしたパソコンの画面、あるいはテキストを、感熱紙に非常に少ない操作でプリントすることができる簡易プリンタとでも言うべきものです。

レシートロールみたいなやつに、手軽に指定した画像や文章がプリントアウトできて、それをまさしくレシートのように切り取って使うことができるのです。

 

この商品は、とくに紙の手帳やノートと連携して使っていただくのがおすすめ。

これまで、
手帳→デジタルの情報移行

は、写真を撮ればカンタンにできました。つまり、情報を書いた紙を写真に撮ってそれをEvernoteなどにためておく、のようなやりかたですね。これはスマホひとつでカンタンにできます。

しかし、

デジタル→手帳の情報移行

は、プリンターに頼らなければできませんでした。

通常のプリンタには面倒なところがけっこうありました。パソコンの画面に表示されているものを手帳に貼りたいときに、いちいちプリンターを起動して、印刷されるサイズを調整して、ハサミで切って、というのは非常に手間ですよね。

 

 

ココドリを使うと……

それがこのココドリを使えば、カンタンな操作で、しかも一定のサイズでプリントされるので、気軽にデータを紙媒体に印刷できるのです。印刷する前には印刷プレビュー画面もありますので、仕上がりを確認したうえでプリントアウトすることができます。

 

感熱紙プリンタだからインクは不要!

プリンタって、インクカートリッジにけっこうな費用がかかるし、知らないうちに切らしてしまうリスクもあってストレスですよね。

でもこれは感熱紙プリンタなので、インク不要で印刷できてしまうのです。

でもそのぶん、何年も残したい情報などには不向きです。あくまでも元データはEvernoteなどに保存して、「見る用」の媒体としてプリントする、という使い方がおすすめです。

おすすめの使い方

このココドリを手帳と合わせて最大限、活用するには、以下のものを印刷して手帳に貼るのがおすすめです。

 

 

毎日やるタスク

そうじ、洗濯などの家事をはじめ、「会社に着いたらGoogleカレンダーを開く」だったり、「1日1万個は歩く」といった、毎日やりたいけどいまいち続かないもの、というのは多いですよね。

そんなときには、このココドリを使って、手帳に「やることリスト」を貼り付けておきましょう。

毎日やる同じことを、毎日、手帳に書き込むのは非常に大きな手間ですが、元データをプリントするだけなら非常に手軽に複製できますよね。

 

特別なときにだけ毎回やるタスク

上記と似ていますが、こちらは「毎日やる」ものではなく、「ある特定の状況下でやるべき決まりきったこと」です。

たとえば「国内旅行の準備」とか、「年末の大掃除」など、年に数回単位でしかやらないようなタスクがありますよね。それを「Evernote(あるいは他のメモアプリ)に保存しておく」というのは常套手段なのですが、準備を始めた段階でスケジュール帳に紙媒体で貼り付けておけば、より手軽にチェックできる、という人は多いはずです。

 

元気出る言葉や写真、名言

自分の心に響いた有名人の名言を手帳におさめておくと、心の支えになったり、迷った時の指針にしたり、モチベーションをアップさせるのに役立つことがあります。

手書きで手帳に書き写す、ということも可能ですが、その言葉を言った人の写真とともに、ココドリで印刷して手帳に貼っておくと、より重みが増します。

ちなみに僕はマスターヨーダの名言、

「違う。やってみる、ではない、やるのだ。試しなどない。」

というの貼っています。人生は常に本番である、ということを肝に銘じるためです。

 

暗記したい内容

受験生の方や学生の方、資格試験の勉強をしている方などにおすすめの使い方です。

手帳に暗記すべき内容(英単語とその和訳など)を貼っておけば、スケジュールを確認しながら自然に目に入ってきて、抵抗なく効率的に暗記をおこなうことができるでし ょう。

 

絵心のない人も手帳をにぎやかにできる

僕もこの悩みを抱えていたのですが、「素敵な手帳=おしゃれなイラストやスケッチでいっぱい」というイメージがありませんか?

よくモレスキンの紹介サイトで、鉛筆や絵の具などのスケッチでページが埋め尽くされた画像を見ることも多いですよね。

でも、絵心がない人には真似したくてもできるものではありません。

そんなあなたにおすすめなのがこのテクニック。好きな画像をココドリでプリントアウトして、手帳に貼り付けることで、お好みのビジュアルのページができあがります。

もちろん自分しか見ないものなので、著作権のある画像だって好きなように使うことができます。

 

学園祭などのチケット発行やレシート発行に使えるかも

手帳とは関係ないですが、パソコンと電源にさえ接続されていれば使えるので、簡易的な店舗での利用にもおすすめです。QRコードなどを印刷して、さまざまな使い方ができるでしょう

もし予算があったら2組のココドリとパソコンを用意しておくと、不意の不具合やもたつきにも対応できます。

これを使ってチケットやレシートを、さらにスマートに発行できるかもしれませんね。

 

純正品ではない感熱紙ロールを使う方法

ちなみに、写真をご覧になってお気づきの方がいるかもしれませんが、本体の上に感熱紙ロールが載っていますよね。

たしかに不格好ですが、じつはこれには以下のような事情があるのです(汗)。

・ココドリの純正品の感熱紙ロールは高い
・互換性があり安い商品もあるが、ココドリ本体に入らない
裏蓋を取り外し、ひっくり返して、互換性のある感熱紙ロールを上に置けば、見事に(外観以外は)違和感なく使うことができる

というわけで、まるで背中のコブに水をいっぱい溜めて砂漠を行くラクダのように、我が家のココドリは不格好な感じになっているのですが、やはり安い=気軽に使えるため、ココドリの魅力をめいっぱい堪能するにはこちらがおすすめです。

必要な情報や、繰り返し使う情報を手帳に貼ることによって、さらに新しい手帳のスタイルを実現してくれるココドリ。みなさんもぜひ試してみてください。

 

 

 

トム・ヤムクンでした。

トム・ヤムクン

ライフハックと手帳を駆使して作家を目指している人。得意分野は手帳と日本史。Twitterアカウント:@tomyumkung01 ※このブログはAmazon.co.jpアソシエイトに参加しています。

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