親指シフト用ソフト「紅皿」が快適な件 

みなさんこんにちは、トム・ヤムクンです。
今日は「親指シフト」についてのお話です。

親指シフトとはなにか。その有用性
親指シフトというのは、従来のローマ字入力などより打鍵数が減るタイピング方式のことです。

たとえばローマ字入力であれば「こんにちは」と入力するために「KONNNICHIHA」と11打鍵する必要がありますが、この親指シフトであれば、
・「こ」のキー
・「ん」のキー
・「に」のキー+「変換」キー(同時)
・「ち」のキー
・「は」のキー

を打てば入力されるため、合計打鍵数は半分以下の5回で済むのです。毎日、多くの文字入力をする人は、これがどれほどすごいことかおわかりでしょう。

この「親指シフト」は、専用ソフトをインストールすれば使うことができます。また、キー配列は通常のローマ字入力とは違うため、それを覚える苦労はあるのですが、一度覚えてしまえばなんてことはありません。

いちど習得すれば大幅な時短になりますし、タイピングは現代人が膨大な時間を費やす行為であるため、その効果も大きいのです。

これまでのトム・ヤムクンの親指シフトとのかかわり
僕も数年前、この親指シフトの存在を知って猛練習しました。その間、混乱のため従来、習得していたローマ字打ちさえもスピードが遅くなったりもしましたが、なんとか今では自然に使えるくらいにはなっています。

しかし、この親指シフトには欠点もありました。

●パソコンの反応が遅い
ローマ字入力に比べ、ほんのちょっとだけ文字入力の際のパソコンの反応が遅いように思われました。まあ、打鍵数が少ないぶん、トータルでは早くなっているのでしょうが、ちょっとしたストレスになることは確かです。

●職場では使えない
通称、この親指シフトを導入するには専用のソフトをインストールする必要があるため、職場のパソコンでは使うことができません。これさえできれば職場でも大幅な時短が可能になるのですが、残念です。

ただ、許可が出ても親指シフトを知っている人なんて同じ職場に1人いるかいないかでしょうから、共有のパソコンの設定をコレにしてしまうと混乱を巻き起こすことは必至です。

紅皿はチャタリングがない
・新たに「紅皿」に変えたところ、 
・反応の遅さが見事に改善されていた!
(原因不明。相性の問題?)

というわけで親指シフトを導入して、そこそこの頻度で使っていた僕なのですが、さんきん、これに大革命が起こりました。親指シフト入力用のソフトを他のものから「紅皿」というやつに変えてみたところ、キータイプから画面に反映されるまでの待ち時間が無きに等しく、非常にスムーズに文字入力することができたのです。

親指シフトの心の底力をみた
どうやらこれまでのものは「チャタリング」なる現象が発生しており、「紅皿」はその点、優秀だったのかもしれません。より快適になり、タイピングスピードが更に速くなりました。僕がこれまで感じていた親指シフトの速さは序の口で、これこそが真の親指シフトの力だったのです。

また、以前はしばしば起こっていた「やっぱり普通の打ち方のほうがラク」という現象は発生しなくなりました。

この親指シフトは、昔からいろんな人が勧めているテクニックで、特に日常的に長時間、タイピングする方は大幅な時短を実現する可能性を秘めていますので、ぜひ試してみてください。

トム・ヤムクンでした。

トム・ヤムクン

ライフハックと手帳を駆使して作家を目指している人。得意分野は手帳と日本史。Twitterアカウント:@tomyumkung01 ※このブログはAmazon.co.jpアソシエイトに参加しています。