トラベラーズノートで手帳ジプシーを卒業 続く手帳の秘訣

こんにちは世界の国から あなたの街の文系男子、トム・ヤムクンです。

今日は「手帳を続けるコツ」についてお話しししたいと思います。

1種類の手帳を使いはじめても、ここが不満だ、あれも使ってみたいなど、なかなか1種類のものに定着できずに、次々に手帳を乗り換えがちな方っていないでしょうか?

僕がまさしくそうでした。

このような性癖の最大のデメリットが、手帳を乗り換えるたびにその内容を古いものから新しいものへ転記しなくてはならず、トータルで考えると、非常に大きな労力がかかる、ということです。

このようなムダを防ぐには、はじめから自分にマッチした手帳はなにか、ということを見定めて、それをきっちり使い倒す、というのが有効なのですが、それがなかなかできない、という方の気持ちはよくわかります。

そこで今回は、僕と同じように手帳ジプシーであることに悩んでいる人への示唆となる、あるテクニックをご紹介しましょう。

 

1種類の手帳を使い続けるためのヒント

僕がこれまで、手帳ジプシーであったのに、その状態を脱出できたのはどうしてか?

答えはこれです。

   片手で取り出せること

そう、トラベラーズノート・パスポートサイズは手のひらにおさまるような小ささであるため、片手で取り出しやすくなっているのです。

そのため、読み返す頻度、書き込む頻度が高まり、有効活用できるので、続けやすくなっている、というわけなのです。

たしかに、大半の手帳はトラベラーズノート・パスポートサイズほどに小さいわけではないので、ほかにも選択の余地はあるのかもしれません。

しかし、ここまでの小ささが、たとえば満員電車のなかでは確かに求められているのです。たとえばA5などのサイズであることと、それよりも小さな「手のひらサイズであること」、この違いは大きいです。

A5サイズでは、片手で取り出すことはできるかもしれませんが、しかし、手にとって開き、ページをめくってそれを読むには両手を使わなくてはいけないでしょう。

しかし、トラベラーズノート・パスポートサイズであれば片手で持てるのです。また、それほど硬い素材ではないものの、手のひらがいい感じに下敷きとなってくれ、書きやすさも高められているのです。

 

 

 

満員電車でも書きやすい手帳を実現した方法

しかし、このように「気軽に取り出せて、気軽に書ける」という状況を作り出すには、手帳だけ、その目的にマッチしたものを使えばいい、というわけではありません。

僕もこれまで、試行錯誤を繰り返して以下のテクニックにたどり着きました。

 

1.手帳はショルダーバッグに入れておく

僕はリュックサックとショルダーバッグでひととおりの荷物を持ち歩いています。

そして、手帳はじめ、移動中に使う頻度が高いものはショルダーバッグに入れています。

これがクラッチバッグだと、手帳を持っていない手でバッグを持つため、ペンを持つことができません。

リュックに入れておくと、電車に乗るときにリュックそのものを前に回していなければ取り出せませんし、回していたとしてもヒジを上げなくてはいけないため、周囲の人にヒジが当たってしまいます。

 

2.ショルダーバッグの中身には余裕を持たせておく

そして、このショルダーバッグには荷物をぎゅうぎゅうに詰めてはいけません。空間的余裕がないと片手を入れてスムーズに取り出す、ということができず、けっきょくもう一方の手でそれらをかき分ける、という作業が必要になるのですが、ショルダーバッグから遠いほうの手を使うと、やはり周囲の人にヒジが当たってしまうのです。

僕は以前、トラベラーズノート・パスポートサイズ1冊に加え、トラベラーズノート・レギュラーサイズ2冊を小さなショルダーバッグの中に持っていたため(多くの方にとっては意味不明の荷物の多さでしょうが)、片手でパスポートサイズを取り出しながら片手で他の2冊を押さえなければなりませんでした。

今はそれぞれのサイズを1冊ずつにしたため、本当に片手を動かすだけで取り出せます。おかげで彼女もできて宝くじにも当たり、最高に幸せです。

 

 

 

手帳を片手で取り出す――それができるだけで、とくに公共交通機関で手帳を開くことが多い人は、「手帳を開きたいけど、周りの状況が許さないからあとにしよう」というシチュエーションが大幅に減ることでしょう。

このように、満員電車などでの移動が多い方は、片手に手帳、片手にペンをイージーに持てる状況を保つことで、ずっと手帳へのアクセスがよくなります。ぜひ試してみてください。

 

トム・ヤムクンでした。

トム・ヤムクン

ライフハックと手帳を駆使して作家を目指している人。得意分野は手帳と日本史。Twitterアカウント:@tomyumkung01 ※このブログはAmazon.co.jpアソシエイトに参加しています。

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