手がふさがっていてもできること
皆さんこんにちは。あなたの街の文系男子、トム・ヤムクンです。
手帳に限らず、ノートやスマートフォンなどの情報ツールをだいたいの方が持ち歩いていますよね。だいたいはカバンあるいはポケットに入っていると思うのですが、実際、いくら便利な場所に入れても、「いつでもどこでも取り出せる」とはいきません。
そう、人類が前足を手として使い始めて以来、普遍的に起こる現象――「手がふさがってる時」があるんです。
満員電車で何をするか
手がふさがっている時――やつらは強敵です。どのような最新ツールを持っていても、こいつらが現れてしまった以上、太刀打ちできるのはアレクサぐらいです。
例えば満員電車の中を考えてみましょう。
こういう時に、どんなに便利で小さいコンパクトなツールであっても「取り出せない」ということは普通にあると思います。
ただ、「じゃあ手が空いたときに使えばいいじゃん」とはいきません。通勤時間に毎日1時間以上かけている人も多いと思いますので、その時間を有効活用したいというニーズは非常に大きいのではないでしょうか。
そこで今回はシチュエーション別――すなわち「手のふさがり具合別」に、様々な情報をツールを使って時間を有効活用する方法を考えていきたいと思います
シチュエーションナンバー1「ポケットやカバンから物が取り出せない時」
スマートフォンをせっかくポケットに入れたとしても、電車であなたが座っている時、すぐ隣に他人が座っていたら、なかなかスマートフォンを取り出すのは難しいです。
身をよじったり、その人と自分の間に手を入れて取り出そうとしても、特に相手が異性の場合はなかなか気後れしてしまいますよね(同性でも勇気はいりますが)。
こういう場合の対策としては、
「胸ポケットにスマホをあらかじめ入れておく」
というのが有効ではないでしょうか。「満員電車になりそうかどうか」というのはけっこう予想がつくものです。通勤ラッシュの時間帯に通勤しているのであれば、都会ならもうほぼ間違いなく満員でしょう。
ズボンのポケットから胸ポケットに入れ替えるのは、そう大した手間ではありません。
こうすれば文字打ちの必要な作業があっても、電車の中で効果的にこなすことができます。
シチュエーションナンバー2「片手がふさがっているとき」
電車の中で、吊り革につかまっていて揺れがひどい時とか、片手しか使えませんよね。
すると、手帳を取り出して何か書き込んだり、スケジュールの確認をしたり、という作業が難しくなります。
手帳とペンの両方を使うには、どうしても両手が必要ですからね。
こういう場合はスマホに頼りましょう。
スマホのというツールの非常に良いところは、「片手で文字打ちができる」ということです。僕は、これこそがスマホという発明の最も大きなメリットではないかと僕は思っていります。
人類は何かを記録したい時、必ず両手を使っていました。竹簡に筆、石版にノミ、そして紙にはペン――と、記録にはふたつの道具が、つまりは両手が必要だったんです。特に机のない状況では。
しかしスマートフォンや携帯電話は片手で文字入力ができるんです。あまり取り沙汰されることはありませんが、これは大きなアドバンテージです。
吊り革を持っているとき、あるいは荷物を持っていて片手しか使えない時はぜひスマートフォンで情報収集、もしくは書類の下書きなどをして、時間を有効に使ってみてください。
シチュエーションナンバー3「両手がふさがっている」
さあ困りましたね。これではスマホで文字入力さえもできないんです。例えば両手に荷物を持っている時、もしくは片手に荷物を持っていて電車で吊り革などにつかまっていたりする時、どうすればよいのでしょう?――
ここでは、音声コンテンツで学習をするのがおすすめです。
情報収集や語学の勉強などで、両手のふさがった時間を有効に使いましょう。Podcastは基本、無料で聴けますし、質の高いコンテンツも多いです。もしくはAudibleなどの音声書籍サービスも、音声を聴くことによって読書ができます。ぜひお気に入りの番組やコンテンツを見つけてスキルアップなどに役立ててください。
シチュエーションナンバー4「歩行中」
歩いている時は、それ以外の動作ができません。歩きスマホは危険だというお話を先日もさせていただきましたが、こういう時に画面を見ながら文字入力というのは避けた方がいいでしょう。当然ながら、下手をしたら命に関わる大事故になります。
ここでは、「音声コンテンツを聴く」のほかに「電話する」もおすすめの時間の使い方です。
考えてみれば、歩きながら電話をしている人はいくらでも見かけます。仕事・プライベート問わず電話をする用事が多い、という方は、ぜひ歩行中に済ませるようにしてみましょう。
シチュエーション別・情報ツールの使い方をお届けしてきました。みなさんもぜひ、状況に合わせた最適なツールやそれらの使い方によって時間を有効活用し、さらに効率的な生活を送っていただければと思います
トム・ヤムクンでした。