「ページを紛失」を防げる! 超便利なシステム手帳の使い方

 

みなさんこんにちは。あなたの街の文系男子、トム・ヤムクンです。

 
今日はまたまた手帳ネタをお送りしていきたいと思います。
 
このブログで常々お話ししていることですけれども、「綴じ手帳を使うか、それともシステム手帳のように差し替えできるものを使うか」というのは、手帳好きのみなさまにとって永遠の課題なのではないでしょうか。
 
それぞれのメリットとデメリットというのは以前の記事にも書いたのですが、簡単に言うとこういうことです。
 
 
綴じ手帳の
デメリット
→ページが差し替えできないので、書く順番を考えないとバラバラに様々な内容が書かれていることになって検索しづらい。
 
メリット
→その反面、あるページのみが単体でなくなることは、よほどの限りないので、「そこを見れば書いた情報が載っている」という安心感がある。
 
システム手帳の
メリット
→ページが差し替えできるので順番を考えずに書いても、後から見やすい順番に変えることができる。
 
デメリット
→しかし、ページがなくなってしまったり、どこに何の情報が書かれているのかがわからなくなりがち。
 
今回はこの二つの悩みを見事に解決する方法を考えていきたいと思います
 
と言っても、いったいどんな方法で、これらの相反する性質を使いやすいものに変えられるのか?
 
その答えはコレです。
 
差し替えできるシステム手帳を、差し替えせずにページナンバーをつけて使う
 
これが、僕の考えた最善の方法です。
詳しく手順をお話ししていきましょう。
 
 
1.システム手帳にあらかじめ、書きやすい範囲で最大限のリフィルを挟んでおく
 
2.そこにページナンバーをつけていく
このページナンバーを付ける作業は手書きでもいいですが、以下のようなページナンバースタンプが使いやすくておすすめです。

 
ただ、最初の1ページないし2ページは目次用として残しておいてください。
 
 
3.書く内容が発生するごとに、最初のページから順に埋めていく
すなわち、ただページ順に書く、というそれだけのことです。
 
 
4.ページを抜いたり追加したりしない
ここがこの手帳ハックの最も重要なポイントです。
 
つまり、システム手帳の最大の利点である「ページの抜き差しができる」というアドバンテージを自ら閉ざしてしまうわけですね。
 
 
5.目次で内容を管理する
この段階では、綴じ手帳と同じように扱うので(ページを入れ替えないので)、目次によって管理をすることができます。そのため、綴じ手帳最大の弱点である検索性の低さも補うことができるわけですね。

 
 
どうしてこんなことするのか?
 
ひとえに、「ページがなくなってしまってどこにいったかわからなくなってしまう」ということを防ぐためです。
 
ページの抜き差しをせずに、あくまでもページナンバーで、書いた場所を管理しておけば、このような事態は防ぐことができます。
 
ここまでの過程だけを見るなら、もちろん綴じ手帳でも同じことができてしまうんですけれども、この手帳が真価を発揮するのはページがいっぱいになったとき。
 
綴じ手帳でページがいっぱいになってしまったら次の手帳に引き継ぐ時に、「次の手帳でもまだ使いたい内容」に関してはどうしても書き写しをしなければなりません。
 
しかしこの方法であれば、次のシステム手帳に引き継ぎたいページだけを残しておいて、いらないページを抜いて保管するか、スキャンすることで、手帳の新鮮さを保つことができます。
 
これすなわちほとんどシステム手帳の使い方と同じなんですが「引き継ぎの時以外はページを抜き差ししない」というルールに関しては、かたくなに守る必要がありますのでご注意ください。

 
 
システム手帳を綴じ手帳のように使うことで、ページの紛失と転記の手間、どちらも防ぐことができてしまうのがこの手帳テクニック。「システム手帳と綴じ手帳、どっちにしたらいいか迷っている」という方はぜひ試してみてください。
 
トム・ヤムクンでした。
 
 

トム・ヤムクン

ライフハックと手帳を駆使して作家を目指している人。得意分野は手帳と日本史。Twitterアカウント:@tomyumkung01 ※このブログはAmazon.co.jpアソシエイトに参加しています。