Inboxの中身がなかなか減らない病への対策
日本のみなさんと日本以外のみなさん、こんにちは。あなたの街の文系男子、トム・ヤムクンです。
「やるべきことに適切な分類をおこなうことによって、ストレスなくタスクの処理ができる」というタスク処理テクニックであるGTD。僕もGTD(を自己流に作り変えたもの)を始めて何ヶ月かになるんですが、ここへ来て、大きな壁にぶち当たりました。それは、
inboxの中身がいつまで経っても減っていかない
ということ。
とくに僕のようなGTD初心者にありがちなのではないでしょうか。
これはまずいです。タスクの入り口であるインボックスがまともに機能しなければ、タスク処理そのものが破綻してしまいます。そこで、今日はこの問題の解決策を考えていきたいと思います。
問題の概要
「さ~て、inboxの整理するか」と思って手帳をパラパラめくっても、僕はなぜか、ひとつふたつを「いつかやるリスト」に書き写して手帳を閉じてしまう、ということがこの何日か続いていました。
そして激しい自己嫌悪に陥り、さらにGTDに取り組むのが憂鬱になる、という悪循環。その原因はなにかというと、
●複雑そうなタスク(たとえば「携帯電話会社の乗り換え」)は「プロジェクト」に移す
●でも「プロジェクト」に移すと取り組むのが遅くなってしまうので(すべてのプロジェクトを巡回して、タスクを洗い出すのにはなかなか時間がかかります)、
●そのような複雑そうなタスクはインボックスに入れたままにしておく
というルーティーンを繰り返していたことだったのです。
「あれもこれも、なんが面倒くさいな。後回しにしようっと」
↓
「今日もインボックスの中身がたいして減らなかった」
となるわけですね。
そもそもまだ具体的な手順が決まっていない行動って、プロジェクトにしたところでやっぱり後回しになってしまいます。
注目ポイント
そのために僕が思いついた解決策がこちら。
それは、
「考えるリスト」を追加する
というものです。
「考えるリスト」とは、「どのような手順で実施するのか、まだ決まっていないので、プロジェクトにさえもできないけれどひとまず複雑であることはわかっている」タスクを入れるリストのことです。
そもそも「考えるべきこと」「いつかやるべきこと」を一緒にしていたことこそ、「inbox」の中身が減らなかった原因。しかし「考えるリスト」によって、そこに書いた以外のすぐできることが明確になり、サクサク進みます。
また、「考える」ことは基本的に両手がふさがっていてもできますので、そのようなときに実施しやすくなっています。まあ、実際にこのタスクを実施するには、まずGTD手帳を開いてタスクの内容を認識しないといけませんので、片手は空いていてほしいですが。
まとめ
というわけで、「inboxの中身がなかなか減らない病」への処方箋をお届けしました。
同じ悩みを抱えているみなさんは、ぜひ、トライしてみてください。
トム・ヤムクンでした。
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