トラベラーズノートでやっているどうしても手書きしたいたった2つのこと

「手書き」の最大の弱点

こんにちは、おはようからおやすみまで暮らしを見つめる文系男子、トム・ヤムクンです。

以前、何回かにわたって、「トラベラーズノート・レギュラーサイズは家で使う専用ノートとしておすすめですよ」というお話をしました。

 トラベラーズノートは家で使うぶんにはメインを張れる手帳

また、手書きのノートではできない機能を見事に補完してくれるのがマイクロソフトのOneNoteですよ、という記事も書いたかと思います。

 今さらながらのおすすめツール OneNoteとは何か

今日はそれに関連したお話なのですが、そもそも手書きのノートにはどのような弱点があると思います?

 

・ソートしづらい

・検索しづらい

・共有しづらい

 

以上のようなものが手書きのノートの3大弱点と言っても過言ではないのではないでしょうか?

ソート、検索のしづらさを限りなくカバーしようと試みたのがシステム手帳であり、共有しづらさに関しては、おそらくスマホのカメラなどがその役割を代行しているのではないでしょうか。

ともかく、このようなこともあり僕は必要最低限の2ことのみを手書きでおこない、そのほかはなるべくデジタルでおこなうようにしています。それは何かというと……

 
 

手書きでやっているたった2つのこと

・アイディア、タスク、その他思いついたことのメモ

・マインドマップ

以上の2つです。

まず、どうしてアイディアやタスクなどのメモを手書きにするのか、といえば、デジタルでやるよりも圧倒的に早いからです。

 

どうしてアイディアを書き留めるのは手書きがいいのか

スマホそのものの電源を入れたり、それ用のアプリを立ち上げたり、といったことにまだまだ現状の技術では数秒、ヘタすると20秒ていどを要する場合もあります。

しかし、ポケットからメモとペンを出し、書くという動作は大幅に短い時間でできます。それだけ、アイディアなどを「書き留めようと思ったのにそれ以前に忘れてしまう」という事態を防ぐことができるのです。

 

マインドマップはどうなの?

マインドマップについてもほぼ同様です。このマインドマップは自分の頭に浮かんだアイディアなどを紙の上に書き出して整理するものなのですが、そこで問題になるのが記述の自由度です。

ある要素とある要素を線でつなげたり、あるいは要素どうしの距離のとり方によってそれらの関係を示したり、というのは、まだまだ直感的にできるアプリなどは少ないはず。

そのため、まだ数年はマインドマップは紙に書いたほうがよいと感じています。

   

今後のデジタルとアナログの棲み分け

できればデジタルになってほしい

ただ、僕はこの「アイディア、タスク」や「マインドマップ」も、できるだけデジタルに書き留めるのが理想だとは思っています。なにしろ、整理したり共有したり、といった機能はデジタルツールが圧倒的に優れているからです。

   

デジタル完全移行の条件

では、どんな条件が揃ったらそれらをデジタルに移行するのか、と自問してみたところ……

1.OCRが僕の悪筆も読み取ってくれるようになる

2.紙と変わらない書き味で、起動が非常に早いデバイスが登場する

という2点が揃ったときだという結論にたどり着きました。

   

それでも手書きにしたいもの

このような条件が完璧にそろう日が来る(いつかは来ますよね?)と考えると楽しみで仕方ないですが、それでもまだ僕が紙の手帳を持っていたとしたら、それはどういう用途なのか?

よく「モレスキン 使い方」とか「使い込んだシステム手帳」とかで検索すると、フセンがはみ出したりびっしりうつくしいアルファベットで書き込みがされていたり、全ページがおしゃれなイラストで埋まってるような手帳の写真がヒットしますよね?

ああいうものに憧れてやまない気持ちが僕にもあります(絵心はまったくないですが)。そういった欲望はおそらくデジタルでは叶えられないですので、絵は書かないにしても僕の「エイジング手帳衝動」を満たしてくれるような紙の手帳は、いくらOCRやデバイスの立ち上げ速度に関する技術が発達しても、持ち続けるのではないかと思います。

 

トム・ヤムクンでした。

トム・ヤムクン

ライフハックと手帳を駆使して作家を目指している人。得意分野は手帳と日本史。Twitterアカウント:@tomyumkung01 ※このブログはAmazon.co.jpアソシエイトに参加しています。

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