手帳の たわみ について
使い込んだ手帳
みなさまお疲れ様です、あなたの街の文系男子、トム・ヤムクンでございます。
今日は僕の大好きな「長期間使い込んだ手帳」についてのお話です。
どこかで何度も同じようなことを書かせていただいていると思いますが、「長年あるいは長期間使い込んだ手帳」のビジュアルって、とてもロマンがあると思いませんか?
今回はその美しさの秘密に迫ってみます。
その美しさの秘密
いったい何のことを言っているのかというと、こういうやつです。
わかります?
これは、長期間使い込んで、まもなくページがなくなろうとしている手帳です。
わかりませんかねこのロマンが……(*´Д`)
なぜ美しいのか?
よろしい解説しましょう。
ときに整然と、ときに乱雑に、予定やメモや落書きを受け止めてきた百何十ものページ。それらは毎日の手指との接触によってらすり減らされています。
ページが残り少なくなってくると、紙面をおさえる左手に独特のボリュームを感じるようになってきます。
この類の手帳はせいぜい数ヶ月あるいは1年で使い切る人がほとんどかと思いますが、それでも長く使えばそれなりの風格を帯びてくるものです。
『ハリー・ポッター』シリーズとか『ゲーム・オブ・スローンズ』とかに出てくる、数百年ものの本に通ずるロマンがありますよね。これぞまさに歴史の重み、手帳に書き込まれた記憶や生活、思考の重みなのです。
悩ましいのは手帳への書き込みが多い人ほど、その更新も早くなるわけで、同じものを何年も使い続けるというのがなかなか難しいということですよね。
トム・ヤムクンでした。