トラベラーズノートは家で使うぶんにはメインを張れる手帳
みなさん自粛お疲れ様です、あなたの街の文系男子と理系男子と文系女子と理系女子の味方、トム・ヤムクンでございます。
今回は、これまで何度も紹介してきましたトラベラーズノートについて、僕の最近の使い方をお話ししていきます。
みなさんの中にも、最近、おウチで過ごすことが多くなった、という方は多いと思います。
僕も、ここのところ、基本、家で過ごしているのですが、このようなスタイルにこのトラベラーズノートはぴったりなのです。
トラベラーズノートレギュラーサイズの素晴らしさと難点
コスパが高い
トラベラーズノート・レギュラーサイズはコスパが高い、というのが魅力のひとつです。
このノートの本体は牛革の表紙で、そこに、ゴムバンドでスリムなノートを挟んでいく形式なのですが、本体こそまあまあな値段がするものの、そののちはずっと中身のリフィルを入れ替えて使うことができる、というのが特徴です。
以前も以下のような記事で、何度もトラベラーズノートをご紹介しています。
そのリフィルさえも高いと感じる方には、通常のノートを裁断機(なければカッター)で切ってサイズをあわせ、リフィルとして使用して頂く方法がおすすめです。
気分的にもオシャレ感がある
また、革製というだけでオシャレな感じがしますし、カバンからこれがちらりとのぞくだけでも見栄えがします。
余計な装飾がなく、どんなシーンにもマッチしますので、学生の方の勉強用ノートなどにもおすすめです。
トラベラーズノートの弱点
しかし、そのようなトラベラーズノートにも弱点はあります。たとえば「下敷きがないと書きづらい」というのはそのひとつ。
リフィル(ノート)の下に敷かれているのは
・他のリフィル
・やわらかい革の表紙
だけであるため、手のひらでしっかり支えるか、机の上に置かないと文字や絵が書きづらいのです。
トラベラーズノートには小さめのパスポートサイズと、大きめのレギュラーサイズがあります。
このうち、パスポートサイズはまだ手のひらを下に置いてなんとかページの硬さを保持して文字などを書けるのですが、
レギュラーサイズはA5スリムサイズであるため、やはり机などが欲しくなります。
ちなみに、このようにして持て余したレギュラーサイズの活用法を考えた、という内容の記事が以下です。
トラベラーズノートの復活
家でのとっさのメモ用
僕はそもそも、トラベラーズノートのパスポートサイズを「とっさに思い浮かんだ内容などをメモする用」の手帳として使っていました。
トラベラーズノートパスポートサイズとレイメイ藤井のシステム手帳を合体させてみた
メモ帳というのは、「いつ、どんな情報が入ってくるかわからないので常に待機させておき、いざというときはしっかり情報を書き留める」という観点からいえば、ページ数が多く1ページの紙面も広いのに越したことはありません。
しかし、同時に持ち運びの利便性を考えれば小さい方がよい、ということになるわけで、このふたつの特徴はトレードオフになる場合は大半でしょう。
・下敷きがない
・大きくて持ち運びには向かない
以上の2点から、僕はこのトラベラーズノート・レギュラーサイズをメモ帳として使うことはこれまでありませんでした。
しかし、週のうちの大半の時間を自宅で過ごす、という昨今の状況においては、これは最強のメモツールとして機能するのです。
トラベラーズノート・レギュラーサイズをメモ帳として使う
そのメリット
持ち運ばない、ということはメモ帳としては通常はありえないシチュエーションなのですが、昨今の特異な情報においてはこれがデフォルトであることも珍しくないでしょう。
そして、持ち運ばないということはサイズが小さい必要もないですし、下敷きは家のデスク、テーブルなどがあればいいわけです。
つまり、この状況ではトラベラーズノート・レギュラーサイズのメモ帳としての
・紙面が大きい
というメリットが最大限、活かせるのです。
分類、タグ付け、ページ分けなどはいっさいしない
実際にメモを書く段階においては、このトラベラーズノートにタグ付けやページごとの分類、「ここからは仕事に関するメモで、ここは買い物リスト」など、ページ分けはいっさいしないのがポイントです。
これは、こういったことをすべて排除することによってメモのスピードを上げ、煩雑さを最小限に抑えるための措置です。
OneNoteに転記し、消し込み
そしてノートの紙面を撮影あるいは転記してOneNoteで分類します。
元のノートは転記したものから蛍光ペンで消し込みをします。
こういう使い方をしていると全ページが蛍光ペンで汚れることになりますので、すべて転記の終わった手帳に対しては「捨ててもかまわない」という気持ちです。
内容ももう転記されていますし。
というわけで、トラベラーズノート・レギュラーサイズの僕の現状の使い方をお伝えしました。
手帳というのはシチュエーションごとに最適なものが違う、という、まさにお手本のような事例だと感じます。
トム・ヤムクンでした。
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