OneNoteをカレンダーとして使おう

思春期に少年から大人に変わるみなさん、こんにちは。あなたの街の文系男子、トム・ヤムクンです。

僕自身にとっては大好評のOneNoteの魅力を紹介していくシリーズ。今回は、「カレンダーとしてOneNoteを使う場合」のお話をしていきたいと思います。

 

 

Evernoteで、できそうでできなかったカレンダー運用
こんなカレンダーがほしい!

「Googleカレンダー以外のデジタルツールで予定を管理したい」というのが僕の長年の夢のひとつでした。

なぜかといえば、あれは自由度が低すぎるからです。

僕はある予定を実行する際に参考になる情報とかを、予定そのものの欄にリンクさせるのが好きなのです。たとえば紙のカレンダーを使うならば、ノートにそのような情報を書いた上で、

「会議 →P59」

などと記述するでしょう。

 

たしかにGoogleカレンダーも予定にリンクを貼れるような機能はありますが、いちいちクリックして詳細画面からそこをクリックしなくてはならないなど、このような使い方をする僕には不便な点が多々ありました。

 

Evernoteではなぜだめなのか
ではEvernoteはどうでしょう?

あちらはノート間のリンクが自由ですし、表を挿入することもできるのでカレンダーも書きやすそうです。

しかし、だめでした。なぜかといえば、Evernoteというのはノートブックや複数のタグなど、ノートへのアクセス手段が多くありすぎるため、なんとなく検索がおっくうになってしまうのです。そして、非常に多くのノートを収録できるため、カレンダーを書いたページが埋もれてしまうというのも理由のひとつです。

また、「4月3日」のページを「4月4日」より先に作るとは限らないのですが(「4月3日」の予定が先に入った場合など)そういう場合に作成順にシビアなEvernoteでは表示順の変更の必要が生じてくる、というのも不便に感じたポイントでした。

 

しかし、onenoteではそれは限られている
そこでOneNoteの登場です。

まず、OneNoteは表を簡単に挿入することでき、ます。そして、(考えようによっては不便な点ともいえるのですが)Evernoteほど豊かなノートへのアクセス手段はありません。

ひとつのノートブック、そのなかのひとつのセクション、さらにそのなかのひとつのページにしかひとつの情報は収録されないのです。

つまり、「カレンダー」というノートブックの「4月」というセクションの「3日」というページにしか、今日の予定は存在しないことになります。これが、非常に大きな存在感をもたらしてくれるわけです。作成日も更新日もタイトルも関係ない、任意の順番に並べ替える、という、Evernoteではたいそう苦労するこの操作をやすやすとできるわけです。

 

OneNoteがカレンダーに向いている理由
複製が容易にできる
そして、複製が簡単にできる、というのも便利なポイントのひとつ。
多くの人は平日と休日(仕事が休みの日)で行動パターンが違うと思いますが、僕の場合、平日パターンと休日パターンの2パターンの予定があり、たとえばある月の18日日曜日のカレンダーを作る場合は11日日曜日の予定をコピーし、純粋に11日にしかやらない予定は除き、逆に18日のみに実施する予定を「月間カレンダー」からコピペする、ということをしています。

 

 

動作はEvernoteより軽い
さらに動作が軽いのはEvernoteに対するこのアプリの大きなアドバンテージです。

Evernoteの動作がかなり重くなるのは、多くのノートをそこに収録している人の共通の悩みかと思いますが、1日に何度も見るカレンダーではこのわずかな差が大きな差となります。

なにせ1秒しか待たないとしても、その遅れが1日何十回と繰り返されるわけですからそのストレスたるや半端ではありません。

その点、OneNoteは(僕の体感では)ひとまずEvernoteよりだいぶスムーズに扱うことができます。

 

 

 

動作の軽さは正義
軽いと便利なこと
この動作の軽さはカレンダーを閲覧するときだけでなく、カレンダーを整理・分類するときにも役立ってくれます。

 

動作が軽いので、「セクション」間での移動が容易
僕は「未来の予定」「今日の予定」「過去の予定」の3つのセクションを作ってカレンダーを管理しているのですが、当然ながら各日のカレンダーのページを「未来の予定」セクションで作成し、当日になたら「今日の予定」に移動させ、昨日の予定のページは「過去の予定」に移動させる、という過程を毎日繰り返すわけです。

このときにも毎回、もたつかず動作してくれるため、朝一番でイラつく、ということがありません。

このように、EvernoteやGoogleカレンダーをさしおいて自由にカレンダーの作成と運用ができるのがこのOneNoteのひとつの特徴といえます。

トム・ヤムクンでした。

トム・ヤムクン

ライフハックと手帳を駆使して作家を目指している人。得意分野は手帳と日本史。Twitterアカウント:@tomyumkung01 ※このブログはAmazon.co.jpアソシエイトに参加しています。