書籍スキャンシリーズ10.ひまつぶし編

裁断&スキャン中、なにをするか問題
みなさんこんにちは、あなたの街の文系男子、トム・ヤムクンです。

書籍をスキャンする手順や、それにまつわるお話をここ数回、お送りしています。

今回は書籍のデータ化そのもののお話から離れて、「何をしながらスキャンをするか問題」についてお話ししていきたいと思います。

非常に膨大な時間をとられる
これまでもちょいちょい触れていましたが、何百冊もある手持ちの書籍をデータ化する作業というのは非常に時間をとられます。

この時間を、「スキャンしながらなにか他のことに使えないか」というのが今回のテーマです。

これはもったいない!
スキャンをするときには、目と耳と頭はまったく空いています。僕は最盛期には1日あたり3時間ほどを、平日毎日くらいの頻度でこのスキャン作業に費やしていましたので、

3✕5=週15時間!

この時間の目と耳と頭を有効活用しなかったら、もったいないこと限りないですよね。

 

 

その制約条件
両手がふさがっている
ただ、スキャンしている間は一方で手が離せない、というのが最大の難点です。

読み込みたい紙(書籍のページ)を何十枚かまとめてセットして待つ、というのが本来、想定されるスキャナの使い方なのでしょうが、僕は重送を恐れて「スキャナが1枚、紙を読み込むごとに1枚、次の紙を入れる」という使い方をしていたため、もう全くスキマ時間なんてものさえ、作業中には存在しないわけです。

 

すると、動画を観るくらいのことしか選択肢はない
ということは選択肢はもう「動画を観る」くらいに限られています。

最初はなにかお勉強系の動画を観て知識を得るのもいいかと思っていました。なにしろ日に数時間もこの作業に費やすわけですので、そのついでに何かしらのまとまった知識を得ることができたらまさしく一石二鳥ですよね。

しかし、この方法は断念しました。

「お勉強しなきゃ」というプレッシャーがあるとむしろこのスキャンの作業じたいをやりたくなくなる要因になるかと思ったのです。

 

映画・ドラマを観るという結論に達した。
すなわち、ここは「楽しいコンテンツを観るのがベターである」という結論に達しました。

ということはもうhuluなりAmazon Primeなりで映画やドラマを観るしかないわけです。

 

 

これまでに観たおもな作品
これまでに僕がスキャンをしながら観た動画の一部がこちらです。

『24』 シリーズ

ご存知、海外ドラマの金字塔。テロ対策ユニットに勤務するジャック・バウアーや仲間たちがテロと戦う模様を描きます。

 

 

『サキ』

仲間由紀恵が謎多き悪女「サキ」を演じ、多くの男たちをある動機のために破滅に追いやっていくというお話。一風変わったミステリです。

 

『美しい隣人』

前述の『サキ』と同じ人物が主人公のお話。幸せで平凡な主婦が、隣人として引っ越してきたサキによって、その生活を破壊されていきます。

 

『アリスの棘』

上野樹里演じる新人の医師が、父親を医療ミスで殺した病院の医師たちに復讐していくというお話。当時、『のだめカンタービレ』のイメージが強かった上野樹里がダークな作風に挑んだ作品で、ストーリーも非常によく練られています。

 

『ゲーム・オブ・スローンズ』

中世風の架空の世界で何人もの人物が王座を巡って戦争や政治的策謀を繰り広げるダーク・ファンタジー。ご存知のとおり世界中で大ヒットしました。セクシーなシーンや残虐なシーンも満載で、「大人のためのファンタジー」という感じです。

 

ドクター・フー シリーズ

僕がいろんなところでちょいちょい紹介しているイギリスのSFドラマシリーズ。ポリスボックス(イギリスでかつて警察が使っていた電話ボックスっぽい設備。街なかに置いてあり、犯罪者を一時的に拘留したり、警察官が電話をかけたり、ちょっとした書類仕事のために使う)の形をしたタイムマシンに乗った宇宙人「ドクター」が、過去・現在・未来・宇宙を行き来し、地球人の相棒を冒険を繰り広げます。

以上のような作品を観ていたわけですが、こうして観ると、何シーズンも作られているシリーズもののドラマが多いですね。

むしろ、毎日数時間、このように動画を観ることができるわけですので、書籍のスキャン作業はある意味、映画好き、ドラマ好きにとっては天国なのではないでしょうか?

毎日、コンスタントに時間を映画鑑賞に割けるので、情報量の多いドラマとかでも内容を覚えているうちに次を観ることができるのでおすすめです。

トム・ヤムクンでした。

トム・ヤムクン

ライフハックと手帳を駆使して作家を目指している人。得意分野は手帳と日本史。Twitterアカウント:@tomyumkung01 ※このブログはAmazon.co.jpアソシエイトに参加しています。