手帳システムを艦載機と空母にたとえてみた
こんにちは、あんたの村の文系男子、トム・ヤムクンです。
最近、買い物でちょっとした失敗をしたんですよ。
Tポイントが溜まったので、システム手帳を購入したのですが、質感がどうにも安っぽかったので、同じメーカーの別ものを書い直しました。
素材の感触とか、質感とかって、ネットの買い物ではもっとも写真でわかりにくいとことのひとつじゃないですか。
しかし、失敗したほうは失敗したほうで、実に使える優秀なやつだと気づいたのです。
それがこちら。
失敗なんてとんでもない。なによりのポイントは、この商品がポケットに気軽に入れることができる超薄型のものである、というところです。すなわち航続距離の長い戦闘機のように、母艦となる大きな手帳やノートなしでも飛んでいって、敵(タスク)を撃破することができるのです。
ほかの手帳・ノート類も例えてみた
さて、これを皮切りに、ほかの手帳やノート類も、兵器にたとえてみたいと思います。
いきなりなんの話を始めるのか、と思われた方も多いでしょうが、手帳やノートって、それぞれ、特徴的な能力(文房具としての機能)や射程距離(どこまで遠くの 敵→タスク を 攻撃→実行 することができるか)など、兵器の扱いと同じような要素を、使用するときに考える必要があるのです。
男子のごくごく一部の皆様であれば、このようなメタファーをおわかりいただけるでしょう。
さて、まず単純でよくある比較として、
大きめのノートやバインダー→空母
メモ帳→戦闘機
という例えを挙げることができるでしょう。
そもそも、空母とは何か。
「航空母艦」の略です。
戦闘機は現代戦において非常に重要な役割を果たしていますが、燃料タンクの容量には限界があるため、それを超える目的地には行くことができないわけです。
「だったら、目的地の近くまで船に戦闘機をのっけていけば、その場所から敵までの分の燃料だけでいいんじゃね?」という発想で作られたのが航空母艦。もちろん、いちどに多くの戦闘機(艦載機)を載せることで「移動する基地」としての役割を果たしますし、当然ながら燃料補給だけでなくメンテナンスも行うなど、多くの役割があります。
さて、この航空母艦にたとえることができるのが大きめのノートやバインダー。敵の近く(たとえば職場)まで行くものの、来客との商談の場には持っていかない、というのは、まさしく航空母艦の役割ですよね。
そして、商談の場にも持っていくメモ帳に書かれた情報がここに集積され、整理されるのです。
これに対してメモ帳は適宜、ノートやバインダーよりも小規模な情報(兵器)を保持し、また、ノートやバインダーよりも便利に、さまざまなところに持っていくことができます。戦闘機も航空母艦に対して同様のパフォーマンスを発揮します。
しかし、システム手帳というのは単なるメモ帳や綴じ手帳より、扱いは難しいですが検索性は高く、便利に使うことができます。反対に、単純な書きやすさでいえばメモ帳の方が上でしょう。こう考えると、システム手帳は通常の戦闘機ではなく、ハリアーなどの特殊な性能をそなえた軍用機といってもいいでしょう.
それ以外の情報機器
単体では使われない空母
ところで、空母というのは通常、単独では運用されません。これはおそらく、空母じたいの防御力が極端に低いためです。広い甲板はおそらく格好の攻撃の的ですし、空母じたいは艦載機を多く積んでいることで、速力なども犠牲にしています。
空母打撃群とは何か
アメリカ軍は「空母打撃群」というのを金にものをいわせて運用しています。
これは、空母を守るための駆逐艦や巡洋艦、潜水艦などをワンセットで運用することで、互いの長所を活かしながら守り合い、鉄壁の布陣を築こう、という発想のもとに作られたものです。
手帳システムを使おう
つまりここから学べることは、
駆逐艦→電話やメール
潜水艦→フセン
など、多くのツールを適材適所で組み合わせて配置することで、より高度な情報システムを作り、スキのない仕事ができる、ということなのです。このブログでもしばしば「手帳システム」という言葉を使ってきましたが、手帳を単独で使うだけでなく、システムの一部として運用することで、より便利な使い方ができるのではないでしょうか。
トム・ヤムクンでした。