デジタルではできない手帳の役割
みなさんこんにちは、あなたの街の文系男子、トム・ヤムクンです。
紙の手帳を使うかデジタルツールを使うか、というのはよく扱われる話題ですが、今日は紙の手帳がデジタルに勝っている面について考えていきたいと思います。
紙の手帳のどこがデジタルツールに勝っているのか
検索が早い
これは紙の手帳の最もアドバンテージが高い面の一つですよね。例えば何万文字もの中から特定の文字列(「トム・ヤムクン」とか)を探すのは確かにデジタルツールの方が強いでしょうが、しかし、「ページにタグをつける」などの下ごしらえをしておけばデジタルツールが検索に5~6秒かかるのに対して手帳は1~2秒でできるということだってあります。
逆に言えばデジタルツールは、この面では未だに発展途上にあるのではないでしょうか。何ページにも渡る情報を、パラパラめくりながら数秒でざっと見渡すことができるデジタルツールはそうそうありません。
しかし一方で、綴じられる枚数には限界があるため、Evernote のように「手帳に全てを放り込んでおけ」とはいかず、あらかじめ自分が使いそうな情報を厳選しておく必要があります。
ミスに強い
紙の手帳のもう一つのすごいところは、「どれだけミスをしたところで情報の痕跡が一切消えてしまうということは稀」だということです
どういうことか。
例えば「紙の手帳に水をかけてしまった」という事態を想定してみましょう。水をかけてもにじむだけで部分的には読めます。
また誤ってゴミ箱に放り込んでしまっても、容易に回収できますし、「ゴミ箱を空にする(そして、ごみ捨て場に持っていく)」のは、デジタル上でそうするよりもけっこうハードルが高いです。
なんなら火であぶっても、即座に対応すれば部分的には残ります。
デジタルであれば、水をかければ即、データはどびますし、火にかけずとも、なんならあぶっただけで使えなくなります。少なくとも、素人はデータの痕跡さえ、取り出すことは難しいはずです。
ファッションの一部にできる
紙の手帳はデジタルの情報とは違い、モノとして存在します。
すなわちファッションの一部として機能しやすいということです。持っている手帳のブランドが自己表現になったりするんですね。
モレスキンを持っているかEDITを持っているか、はたまた「ほぼ日手帳」を持っているかというのはその持ち主のイメージに対して大きな影響を与えるでしょう(もちろん気にしない人も多いでしょうが)。
またシステム手帳にどんなリフィルを挟んでいるか、どんなステッカーを貼っているか、などのディティールも同じ機能を持ちます。
デジタルツールだとなかなか人の目に触れづらいためこうはいきません。「あの人はワードじゃなくて一太郎を使っていて渋い」とか、あまりありませんよね。
さて、このように紙の手帳にはデジタルツールにはない様々なメリットがあります。
みなさんも紙の手帳かデジタルのアプリかで使うツールを迷った時には参考にしてみてください。
トム・ヤムクンでした。
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